メールに限らず文章でのコミュニケーションでは気をつけておきたいポイントがいくつかありますよね
今日はその中のいくつかのポイントについて書きたいと思います
まず、今回の内容は2014年に購入して読んだ「メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない77のルール」という藤田英時さんが書かれた本を参考に書いています
この本はどのようなきっかけで購入したのかは憶えていませんが仕事をする上で一度ちゃんと勉強しておこうと思って購入したんだと思います
本を読む前も文章を書く際は十分に気をつけていたつもりでした。しかし、この本を読んで私が書く文章には思慮が足りていないと感じる部分が多くあったのを憶えており以前にもブログ(過去に書いていた別のブログ)で本の紹介をしました
今回このブログを書くきっかけは、仕事では当たり前のようにメールやチャット、その他のツールでお客様とやり取りしていますが、たまに気になる内容のメールを頂くことがあり自分も知らないうちに学んだことを忘れているのではないか?と、思って本を再読してみてました。そこで改めて今日はメールを書く際に「気にしてみて欲しいポイント」を挙げてみました(本からの抜粋ですが、一部表現を変えて書いています)
「件名はひと目で内容が伝わるように」
メールの件名が「◯◯(名前)です」とか「打ち合わせの件について」といったひと目で内容が分からない件名のメールが届くことがあります
こういった件名のメールは本文まで見なければ内容がわからなくて困ります
「XXXX案件の打ち合わせについての議事録」など件名から内容が推測することができると良いですね
「1つのメールで複数の議題を(できるだけ)書かない」
これは最初の件名の話しと同じですが、件名と本文にずれた内容が含まれるためです
複数の内容があると返答が漏れたり、情報を探す時に件名からの内容が推測できずに困ることがあります
複数の内容を書く場合には件名も複数項目書くか、メールを分けましょう
「本文は結論→理由→詳細の順に書く」
メールでもチャットでも相手が読みやすい構成にしましょう。最初から長々と書くと「これ、何の話しなんだろう?」とか「で、結論はなんだったのだろう?」など伝えたいことが正しく伝わらないかもしれません
まず結論を書いてメールで一番伝えたいことを伝えて、その理由、必要であれば詳細を記載するとスッキリして読みやすく、まとまった文章になります
「書いたメールは送信トレイに置いて確認する」
一旦確認する癖をつけましょう。(私も読み返すまで忘れていました。ただ、メールを送信する際には読み返すようにしています。また重要な内容の場合には書いた翌日に読み直して送信するように気をつけています。。。できるだけ)
文章って書いてるときには合ってるつもりでも、あとで見返すと誤字脱字やもっといい言い回しなどが必ず1つは見つかるはずです
「文章ではなく箇条書きを原則とする」
読む人のことを考えて簡潔さとわかりやすさが大切です
文章にするとつなぎの言葉をいれたりして読みづらくなります
(私も文章が長くなることが多いので気をつけようと思いました)
「明日、来週などではなく日時を明記する」
明日や来週が示す日付は読むタイミングによって変わりますよね。だから思わぬ間違いを生むこともあります
日時を明記すると間違いが少なくなります。できれば曜日も記載すると良いですね
明日(3/22 金曜日)や3/22(金)の午前中
といった書き方なら相手も認識しやすいですよね
「事実と意見をはっきり分けて書く」
これも重要ですよね。それが事実なのか、単なる意見や推測なのか文章の信用度に関わります
その他にも本には沢山のポイントがあります。今回挙げたポイントは本の前半部分のほんの一部です
まだまだ書きたいポイントがいっぱいあったのですが、書いてるとすごく長くなりそうです
本の方には色々な例題やシーンでの使わけなど役に立つ情報がいっぱい書いてあります
古い本ではありますが、とても役に立つ内容なので一度読んでみることをオススメします